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認知症患者の心に寄り添う「バリデーション・セラピー」とは

認知症患者の心に寄り添う「バリデーション・セラピー」とは

介護現場の人々や家族達は認知症への対応の難しさを痛感しています。
何も覚えていないのか? なぜこんな行動をするのか?
認知症患者の症状を目の当たりにすると戸惑うばかりです。

そこで今回は、認知症患者の心に寄り添うことで症状を回復しようという「バリデーション・セラピー」についてご紹介します。

バリデーション・セラピーとは?

バリデーション・セラピーとは、認知症患者の行動や言動には意味があると考え、ありのままを受け入れて認知症患者のストレスを軽減する ことで症状を緩和していこうという取り組みです。

感情も記憶も失ったかのように見える認知症患者は、周囲が理解できない行動をして責められることが多いものです。
責められても「何も分かっていない」ように見えるので、周囲の人はまた何かをすると攻めてしまいます。

しかし、認知症患者は責められ続けていると強いストレスを感じ、どんどん自分だけの殻に閉じこもるのです。
そんな認知症患者の自尊心をさまざまな方法で取り戻そうするのがバリテーション・セラピーです。

感覚を使ったテクニック

バリテーション・セラピーにはいくつかのテクニックがあり、それぞれの認知症患者の様子を見ながら取り入れると、介護の現場で感じる困難を一つ一つクリアでき、やりがいにつながります。

・アイコンタクト
認知症患者をしっかり見つめて自分の気持ちや愛情を感じてもらい、認知症患者の不安を取り除きます。

・低い声ではっきりと優しく話す
認知症の方が聞き取りやすい低い声ではっきりゆっくり、そして優しく話しかけましょう。
この話しかけ方により元気な頃に愛した人、家族や友人の記憶を呼び覚ます効果があると言われています。

・体に触れる
認知症の方にそっと触れると、その感触で他人を感じ、過去の愛情を思い出すことがあります。


言葉を使ったテクニック

・具体的な言葉、事実に基づいた言葉を使う
認知症の方は自分の行動や発言、感情が理解できません。
そこで質問する時は決して責めずに「誰が、何を、どこで、いつ、どんな風に」と具体的に質問し話を聞くようにします。

・リフレージング(繰り返し
認知症の方が自分の気持ちを表現したら、その言葉を繰り返して気持ちを確認し受け入れます。

「お腹すいたの? おにぎりが食べたいの?」と同じ言葉を、認知症の方の声の大きさと抑揚に合わせて使いましょう。


感情を使ったテクニック

・極端なことを想像させる
認知症の方が不満を訴えたら「本当だね、最低だね」と、極端な言葉で同調します。
こうすると認知症患者は「最低」という言葉に怒りを発散させ、心に溜まった不満や怒りを発散できます。

・行動に意味があることを伝える
認知症患者は人の役に立ち、愛され、感情を受け止めてほしいという思いがあるので、何かをしたら「役に立ったよ、ありがとう」とその行動に意味があることを伝えます。
自分のしたことで誰かが喜ぶと、心が満たされストレスを発散することができます。


できることから少しずつ

バリデーション・セラピーは認知症患者の様子を見ながら徐々に試していくのがいいでしょう。
その人にとってどのテクニックが効果的かは人それぞれです。

いきなりいくつものテクニックを押し付けず、できることから少しずつ取り入れて、心に寄り添いながら徐々に効果を得られるようにしてみましょう。





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